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ポスターのスタイル

ポスター発表を行う際、ポスターとして

  1. A4紙等の複数枚にPowerpointのスライドをそのまま印刷する方法
  2. A0紙等の1枚に印刷する方法

があります。

それぞれ利点・欠点があります。

 

【利点】

  • A4紙等の複数枚
    • 自宅等のプリンタで印刷可能であるため、直前まで編集可能
    • 持ち運びが簡単
    • 低コスト
  • A0紙等の1枚
    • 複数枚印刷に比べ、各ページにタイトル等を必要とせずレイアウトが自由
    • レイアウトが自由であるため、スペースを効率的に使用可能(掲載する情報量も多くなる)
    • 学会会場で使用する画鋲が少なくて済むため疲れない、指が痛くない

【欠点】

  • A4紙等の複数枚
    • デザイン次第では各ページにタイトルを付けておかないと読み手が混乱する(境界線が分かりづらい)
    • 上記に伴い、スペースが余計に消費され、掲載する情報量が少なくなる
    • ポスターを貼る際に使用する画鋲が増え手間がかかる、指が痛い
    • 縦に読むのか横に読むのか、読み手が迷う
  • A0紙等の1枚
    • 紙の種類にもよるが、1万円を切る程度に収まることが多い(高額)
    • 印刷会社を利用しなければならず、直前で変更が生じても修正が出来ない
    • 持ち運びのためにポスターケースが要り、面倒
    • 学会会場近くの印刷会社(キンコーズ等)を利用する場合、出来上がりの確認が発表前日等になる

 ざっと挙げただけで上記の内容が思いつきます。

どちらを選ぶかは、発表者次第です。

 

 

あと、稀ではありますが要旨集に掲載している要旨そのままを、A3紙5枚などに印刷して貼っているだけの発表も見かけます。これはあまりにみっともないと考えます。 

 

そのほか、画像のような配置のポスターを直近の学会で見かけました。何か新しいムーブメントが起こっているのでしょうか?

情報量を削るのに大変な想いをしている身としては、非常に贅沢なレイアウトだなと感じるとともに、奇抜すぎて読む意欲を削がれてしまうのですが。


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